王太子は王宮薬師に寵愛をそそぐ
こはく文庫
[著] 櫻日ゆら [画] KISERU
瞳以外の全身が白い異質な少女・フィオレがウォルテアの小さな村、リノに現れたのは2年前。記憶喪失状態だったフィオレは親切な夫妻に助けられ、以来、薬師としてひっそりと過ごしていた。ある日、フィオレは森の奥でクラウスという青年と出会う。自身の容姿を気にもとめず気さくに接してくれるクラウスに、フィオレは好意を抱いていく。そんな折、フィオレは森の奥で暴漢に襲われる。クラウスに助けられ事なきを得たが、そんな彼女を心配したクラウスは、一緒に王都へ行こうと言い出す。「王宮で薬師として働かないか?」 なんとクラウスは、王太子だったのだ。こうして王宮の薬師見習いとして働き始めたフィオレだったが……。
- 王太子は王宮薬師に寵愛をそそぐ (1)
- 王太子は王宮薬師に寵愛をそそぐ (2)
- 王太子は王宮薬師に寵愛をそそぐ (3)
- 王太子は王宮薬師に寵愛をそそぐ (4)
- 王太子は王宮薬師に寵愛をそそぐ (5)