偽りのお妃候補でしたが、王太子に愛されてしまいました

偽りのお妃候補でしたが、王太子に愛されてしまいました
こはく文庫

[著] 朝陽ゆりね [画] 桜之こまこ 

マリーナお嬢さまの縁談相手はアルベルト・サーフェス王太子殿下? ……って、ええーーーーっ! “名誉”であることは重々承知。が、王城とはすなわち、魑魅魍魎が住む伏魔殿。お嬢さまご本人も「行きたくない」どころか「私、実は好きな人がいるの」とまで言いだす始末。「お願い、助けて!」と懇願された世話係であり幼なじみのシリス。マリーナになりすまして、王太子妃候補から正しく落選してくることを思いつく。なりすましなど王家を欺く重罪。周囲の心配をよそに王城へと乗り込んだシリスは、ある朝、“誉れ高き王子”の意外な一面を覗き見てしまうことに……。シリスもシリスだが、王太子は王太子で相当なクセモノ。牽制しているつもりのシリスだったが、とうとう王太子に正体がバレてしまい――。

偽りのお妃候補でしたが、王太子に愛されてしまいました

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