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婿殿の騎士道精神は、傷ついた伯爵令嬢の心を癒やしてくれました

婿殿の騎士道精神は、傷ついた伯爵令嬢の心を癒やしてくれました
こはく文庫

[著] 榎木ユウ [画] 黒百合姫 

リリーには婚約者がいた。隣国の伯爵家の子息ビリード。親が決めた婚姻。まだ会ったこともないビリードではあったが、リリーは心の底から彼を愛していた。五年の間に交わした手紙から、互いを思いやり、互いの人柄を慈しみ、互いに結婚を望んでいることを確信していた。そんなリリーに悲劇が襲う。両親と兄が事故で亡くなり、リリーが侯爵家を継がねばならなくなる。祖父は縁談を破棄し、国内から婿を得ることを命じる。決まったのは騎士のブレッド。騎士職を捨ててリリーの夫になる道を選んだという。献身的に尽くしてくれるブレッドに、少しずつ心を開いていくリリー。ある日、王都で行われる舞踏会に出席したリリーは、偶然にも元婚約者のビリードに出会ってしまい……。

婿殿の騎士道精神は、傷ついた伯爵令嬢の心を癒やしてくれました

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